何か忘れていませんか。アンドロメダ拡散波動砲ありますか? 

  • 2018.02.26 Monday
  • 02:02

2014年の初め、「宇宙戦艦ヤマトの波動砲電飾を作ってください」

(記事 ヤマトの波動砲電飾ありますか)とご依頼を受けて販売を始めた「ヤマト電飾基板」もいまや当ショップのベストセラーのひとつとなりました。

今、その発展形としてヤマト波動エンジンの電飾と波動砲を組み合わせた電飾キットの発売準備をしています。

 

そんな時、以前にヤマト波動砲基板を以前ご購入いただいたF様よりお問い合わせがありました。

 

「Fさん、いつもお世話になります。」

「店長、最近物忘れ激しくなっていませんか。アンドロメダ」

「いや、私の記憶は不揮発性メモリーで絶好調ですけれど、アンドロメダ?」

「やっぱり忘れてる。それって電源が切れると消えるダイナミックRAMメモリーでしょう。アンドロメダ」

「もしかして・・・・・アンドロメダ」

「そうですよ。アンドロメダ。アンドロメダ拡散波動砲電飾はその後どうしたのですか」

「おおお〜、いや、あの、その・・」

「お願いしていましたよね」

「・・はい・・いや、その、出来てるんですよ。・ずいぶん前に・・」

「発売を忘れていた、と言うことですね。いつものとおり」

「そ〜ゆ〜ことです。申し訳ありませんですぅ」

 

アンドロメダは宇宙戦艦ヤマトに登場するアンドロメダ級宇宙戦艦旗艦です。

全長275m、特徴はヤマトには1基しかなかった波動砲が艦首に2基、正確には拡散波動砲と言うヤマト波動砲の2倍のパワーがある武器を備えています。

 

アンドロメダ

 

要は、この2連の波動砲の電飾を作ることなのです。

これはヤマト用の電飾基板に2つの256色シリアルLEDを接続して同時に駆動できるようにすれば良いのですが、ちょっとプログラムを変えないといけません。

また、3Vのボタン電池でこの2連の波動砲をちゃんと打てるのか、なんて検査も繰り返さなければなりません。

いろいろ工夫をこらして、やっと完成。

 

2個のシリアルLEDを基板の接続してできました。

リード線がたくさんになり、ちょっと海の生物みたいです。(笑)

 

 

で、これをアンドロメダの700分の1の模型に組み込んで、拡散波動砲 撃て〜、がこれです。

 

 

実はなぜ発売が延期になったかと言うと、単に「アンドロメダの模型」が手に入らなかったのです。

話はそれますが、当ショップのBlink-Mini LED回路シリーズは30種類以上あって、いろいろな「動く光」を模型やジオラマに組み込んで再現することでリアルな模型になります。

でも、LEDを点けて光っているだけではみなさん「これ面白いけど、何に使うの?」ってなってしまうのです。

 

例えばBlink-Miniシリーズの第一号 「鋭いスパークの光」は、火花のようなバチバチッっていう光をLED1個で再現するのですが、最初にネットショップに出したときはぜんぜん売れませんでした。

みなさんご覧になっても「何に使うんだろう」「光っているだけではイメージが沸かない」と仰るんです。

それで、一番ジオラマに使えそうな「工場の溶接」シーンにと、Nゲージの溶接している人形に1mmの白色LEDをトーチ先端に取り付けてビデオで撮影しました。

 

その上で「溶接の光」として販売を始めたら注文が入るようになりました。

それがこの動画です。

 

 

でも問題はさらに発生。今度は「溶接の光」としか売れなくなりました。

そのため今は「鋭いスパークの光 溶接の光などに」としてやっといろいろな用途に使われるようになりました。

だからアンドロメダの拡散波動砲も、最低でもプラモデルに組み込んで写真くらい撮らないといけないと思ったのです。でもアンドロメダの模型の良いものがなくて、延び延びになっていたというわけです。

まあでもF様にプッシュされて、やっとアンドロメダ模型も見つかり、この製品が世に出ることになりました。

忙しい事を理由に延び延びになっている時は、やはりプッシュされないと動かないのが人の常。

 

実はこのBlink-Mini 極小LED点滅基板シリーズで、出来てるのに世に送り出していない物がまだまだあるんです。

例えばジェット戦闘機のアフターバーナー。

これはジェット戦闘機が離陸する時に、左右のエンジンを交互にふかして赤い炎を出し、その後エンジン全開で飛び立つ様子をLEDの光で再現したもの。

出来てるんですよ〜。回路もプログラムもみんな。

 

アフターバーナー

 

でも「ジェット戦闘機の模型を組立てて組み込む」をやってないんです。

サンプル作ってビデオ見てもらわないとみなさん買ってくれないんのだもの・・・・・・

アフターバーナーのプッシュが来る前に早く発売しなくちゃ。

 

宇宙戦艦ヤマト アンドロメダ 拡散波動砲の光

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマトの波動砲電飾ありますか。

  • 2014.05.06 Tuesday
  • 02:11
あれは3か月前ほど前の事です。
北海道にお住いのA様より、「 どうしても波動砲を電飾したいのですが・・」と連絡を頂きました。
お話をうかがうと、「 地元の電子部品屋さんで回路がほしい旨を伝えたところ 販売もしていないし 製作依頼の受付もしていないとの事で諦めていました。」とのこと。

宇宙戦艦ヤマトは皆さんもご存じのとおり、大人気アニメに登場する戦艦大和をモチーフにした宇宙船です。
特徴は何と言っても波動砲、正式には「艦首波動砲」と言うのだそうですけれど、波動エンジンの力を全て利用し、目標物を破壊する最強の武器です。






艦長が「波動砲発射用意」と言うと、ヤマトの艦首の発射口から黄色の光が現れます。
その後エネルギーを充填してカウントダウンが始まるに従って、光は白色から青白さへ変わり、波動砲発射のタイミングでは、目が眩むような光が照射されます。
ネットでは何人かの方が、この波動砲の電飾にチャレンジされていますが、専門知識がないとなかなかうまく行かない電飾です。
またこれを模型に組み込めるように指先に乗るくらいの大きさにまとめようとすると至難の技となってしまいます。
A様はこれを「電飾知識のないモデラーでも使えるような超小型基板で・・・」とのご希望でした。
1,000分の1、500分の1サイズのヤマトに組み込むのですから、大きな基板では役に立ちません。
また、「黄→白→青→高光度白色点滅」が流れるように点灯・点滅するのですからLEDにも工夫が必要です。さらに電池も3V(乾電池2本)で動作するようにしなければなりません。

これは大変な事になったぞ〜。
さっそくウチのプログラミングアドバイザーのMさんと作戦会議。
ところがまず、つまずいたのがLED。
小さなチップLEDを使おうと言うことになったのですが、黄・白・青の3色を使うにはスペースがなく、段階の無い黄色から白色への点灯移行も大変なプログラムになります。
そこでMさんが提案したのが「シリアルLED」と言うチップLED。
普通チップLEDは、1個で発色できる色は1色ですが、シリアルLEDはフルカラーでおまけに光度も255段階に調整できると実に「模型向き」の便利なチップLEDです。

ただ、LED用にCPUを通常より高速で走らせなければいけないため、プログラミングが大変な上、LEDケーブルの長さで微妙にノイズを拾ったり、「予測不能」なトラブルが起きたりで、なかなか一筋縄には行きません。
もちろん波動砲の動きにできるだけリアルに見える電飾点灯・点滅を再現しなければならないため無段階の光り方も重要な要素です。
極めつけは、これらの機能を搭載して、1センチ角の基板に収める事。 そして電源は3Vで動作させる事。
結局このいくつもの難題をクリアして、製品化するのに3か月と言う時間を費やしてしまいました。

今回はシリアルLEDも装着済みで、電池をつなぐだけで動作するようにしてあります。
あと、動作スイッチ用に端子を設けましたので、プッシュスイッチをつけていただいたり、発展してリレー回路を接続して他の動作に連動することも可能としました。

基板もBlink-Miniシリーズと全く同じで10mm四方。1円玉より小さいです。



少々残念なのは音声。あの「エネルギー充填120%」「波動砲発射用意」「キュイーン」と言うような音声を搭載できなかった事です。
いろいろ問い合わせなどしたのですが、どうしても著作権の壁を越えられず、やむなく今回は電飾のみとしました。将来は音声を搭載したいです。

その代わり動画デモ用には音声を入れています。
ご覧ください。(音声が出ますので、音量にご注意ください)




みなさんからの「こんな電飾を作りたいです」は難題が多いのですが、これからもがんばって製品化します。ぜひお問い合わせください。

PLUSDIO Blink-Mini  ヤマト波動砲電飾キット

 

ストロボの光が欲しいです。

  • 2014.01.13 Monday
  • 08:10
 極小LED点滅回路 Blink Mini も今は13種となりました。
「動く光」を再現するべく開発しましたが、世に広まるにつれ皆様から「こんな光が欲しい」とたくさんのリクエストを頂くようになりました。

当ショップは元々鉄道模型に関連する電飾を中心に販売していたのですが、いつのまにかその域を超えて、最近では建築、ガンダム、ミリタリー、自動車プラモデルファンの皆様より「動く光」のリクエストが届くようになりました。

昨年の暮れ、突然秋田にお住まいのK様より「交互に点滅する光が欲しいのですが・・・・」とお問い合わせがありました。

Blink Miniにはすでに「交互に点滅する光」があるのでそれをお勧めすると、「単純に点いたり消えたりするだけではダメなんです」との事・・・。

詳しくお話を伺うと、実は「衝突防止灯電飾」で、「ヘリコプターのプラモデルの胴体下部とローターにチカッチカッと点滅するストロボのような発光が必要」で、更にそれぞれの光は「発光間隔が違う」との事でした。

確かに全ての航空機は旅客機、ヘリコプターなど種類に関わらず衝突防止灯が設置されています。
ご覧になった方は多いと思いますが、単純な点滅ではなく、イメージはストロボライトですね。
翼の両端にストロボの親分を取り付けて1秒ごとにフラッシュをたき続けている感じです。

さ〜てと、どうしましょう。
いやいやこれは難問です。
まず「2つの光が違う間隔で発光する事」は、Blink Miniは3つのLED出力端子があるので、それぞれに違う発光間隔を指示すれば可能ですが・・・

問題は「ストロボ風の光」。
ストロボライトは、瞬時に強く光り、その後ごく短い時間でスッーと消えていく光を作り出さなければなりません。

LEDを点けたり消したりするのは簡単ですが、ストロボのような「パンッ」と言う光にはいろいろ工夫が必要です。

でも、どらえもん店長の私です。
「こ〜くうき〜 しょうとつぼうしと〜」と叫びながらおなかのポケットから出しましょう・・・・

とは言うものの、飛行機衝突防止灯はもちろん、ビルや送電線の衝突防止灯、さらに本命のジオラマカメラマンの写真撮影シーンなどにも応用できるように、いっぱい汎用性を持たせます。

1.LED出力数

  
  飛行機には衝突防止灯は1個ではありません。翼、胴体、尾翼などあちらこちらに付いています。そのため、ひとつの出力から4個、3出力あるので計12個のLEDは問題なく光らせる事ができるようにしましょう。

2.発光間隔

  同じくいろいろな組み合わせに対応できるように、1秒、1.5秒、2秒、2.5秒、3秒など作ります。

3.電源

  プラモデルなど狭いスペースに組込む事を考えて、ボタン電池でも動作するようにします。

4.LED

  
  もちろん1005、1608、1.6mm、1.8mm、3mm、5mmなど何でも抵抗など無しで直結できるようにしましょう。


てなことで、問題の「ストロボ風の発光」を、ウチのプログラミングアドバイザーのMさんと相談しながら、あ〜だこ〜だと進めまして、何とか完成。

さっそく秋田のK様にお送りしてヘリのプラモデルに試用頂くと同時に、模型歴39年のM様にもちょうど製作中だった「エアフォースワン」に取り付けて頂きました。

これ以外にも皆様のご要望で、ガンダムのビームライフル、宇宙戦艦ヤマトの波動砲電飾などをBlink Miniを使って開発中です。

「ストロボみたいな光が欲しいです。」

「作りましたぁ〜 大変だったけど・・・・」

Blink Mini ストロボの光 2機種