2014年01月の記事 | ジオラマ模型 おもちゃ箱の日々 こんな物ありますか???

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 昨年24分の1スケール(Gゲージ)フィギュア「窃盗犯」なるものの販売を始めましたところ、皆様から「これも欲しい」「あれも欲しい」とリクエストを頂きました。

24分の1サイズの自動車は手ごろな大きさで、精密感もあり、組立ても塗装も行いやすいため多くのファンがいらっしゃいます。
また、意外と内部にスペースがあるため、当ショップのLEDや電飾回路を組み込んで楽しむ方も最近増えてきました。

ただ、自動車を作ったのは良いのですが、やはり足りないのはフィギュア。
フィギュアをそばに置くだけで、雰囲気がぐっと変わります。
例えば、渾身製作の自動車モデルも、牽引車ドライバーのビルさんが「いる・いない」では「ビフォー・アフター」そのものです。




まあ、「せっかく新車でモデル作ったのに故障シーンかよ〜」と言う感じもありますが・・・・

でもリアル感が出る事は間違いありません。

残念ながら日本の国内ではこうしたフィギュアがあまりないんです。
特に外国車両などにはやはり欧米の人々フィギュアがあると良いですね。

それと例の「窃盗犯」フィギュアみたいに、海外のメーカーはそう言う物を作る発想があります。
日本のメーカーが24分の1フィギュアを仮に作ったとしても、ピットのクルーとか、観客みたいな系統になるだろうなと思っています。

24分の1 窃盗犯





最初に数種類の「24分の1フィギュア」を発売してまもなく、電飾をよくご利用いただく自動車モデラーのW様よりお問い合わせがありました。

「店長、24分の1フィギュア、い〜ですねぇ」

「自動車モデルのそばに置くだけで雰囲気でるもんね」

「そう言っていただくと探した甲斐があります。」

「ところでねぇ〜。あのさ〜追加してもらいたい24分の1がね〜。 フィギュアがあるんだけどさぁ〜。」

「どうぞ、どうぞリクエストしてください・・・・・ってちょっと待ったぁ」

「Wさんの事だからまさか・・・あの・・・♀ を用意しろって言うんじゃぁ」

「そのと〜り。何でわかったの?」

「わかりますよぉ。その言い方で・・・」

「あるんでしょ」

「まあ、そりゃね。ありますよ・・・・・」

「ミニスカタイプとかさ、肌の露出とかがね・・・・」

「皆まで言わんでも出しますよぉ。 こんなもんでどうでしょう」



「おおっ〜、これ、これ、これだよ。 24分の1フィギュアの真髄。これがあれば ムフフフフ・・・・・うははははぁ〜」

「Wさん、まだ病院開いてますけど・・・・・。」

24分の1 フィギュア 各種

今後も増やしていきます。

 

 

 

 極小LED点滅回路 Blink Mini も今は13種となりました。
「動く光」を再現するべく開発しましたが、世に広まるにつれ皆様から「こんな光が欲しい」とたくさんのリクエストを頂くようになりました。

当ショップは元々鉄道模型に関連する電飾を中心に販売していたのですが、いつのまにかその域を超えて、最近では建築、ガンダム、ミリタリー、自動車プラモデルファンの皆様より「動く光」のリクエストが届くようになりました。

昨年の暮れ、突然秋田にお住まいのK様より「交互に点滅する光が欲しいのですが・・・・」とお問い合わせがありました。

Blink Miniにはすでに「交互に点滅する光」があるのでそれをお勧めすると、「単純に点いたり消えたりするだけではダメなんです」との事・・・。

詳しくお話を伺うと、実は「衝突防止灯電飾」で、「ヘリコプターのプラモデルの胴体下部とローターにチカッチカッと点滅するストロボのような発光が必要」で、更にそれぞれの光は「発光間隔が違う」との事でした。

確かに全ての航空機は旅客機、ヘリコプターなど種類に関わらず衝突防止灯が設置されています。
ご覧になった方は多いと思いますが、単純な点滅ではなく、イメージはストロボライトですね。
翼の両端にストロボの親分を取り付けて1秒ごとにフラッシュをたき続けている感じです。

さ〜てと、どうしましょう。
いやいやこれは難問です。
まず「2つの光が違う間隔で発光する事」は、Blink Miniは3つのLED出力端子があるので、それぞれに違う発光間隔を指示すれば可能ですが・・・

問題は「ストロボ風の光」。
ストロボライトは、瞬時に強く光り、その後ごく短い時間でスッーと消えていく光を作り出さなければなりません。

LEDを点けたり消したりするのは簡単ですが、ストロボのような「パンッ」と言う光にはいろいろ工夫が必要です。

でも、どらえもん店長の私です。
「こ〜くうき〜 しょうとつぼうしと〜」と叫びながらおなかのポケットから出しましょう・・・・

とは言うものの、飛行機衝突防止灯はもちろん、ビルや送電線の衝突防止灯、さらに本命のジオラマカメラマンの写真撮影シーンなどにも応用できるように、いっぱい汎用性を持たせます。

1.LED出力数

  
  飛行機には衝突防止灯は1個ではありません。翼、胴体、尾翼などあちらこちらに付いています。そのため、ひとつの出力から4個、3出力あるので計12個のLEDは問題なく光らせる事ができるようにしましょう。

2.発光間隔

  同じくいろいろな組み合わせに対応できるように、1秒、1.5秒、2秒、2.5秒、3秒など作ります。

3.電源

  プラモデルなど狭いスペースに組込む事を考えて、ボタン電池でも動作するようにします。

4.LED

  
  もちろん1005、1608、1.6mm、1.8mm、3mm、5mmなど何でも抵抗など無しで直結できるようにしましょう。


てなことで、問題の「ストロボ風の発光」を、ウチのプログラミングアドバイザーのMさんと相談しながら、あ〜だこ〜だと進めまして、何とか完成。

さっそく秋田のK様にお送りしてヘリのプラモデルに試用頂くと同時に、模型歴39年のM様にもちょうど製作中だった「エアフォースワン」に取り付けて頂きました。

これ以外にも皆様のご要望で、ガンダムのビームライフル、宇宙戦艦ヤマトの波動砲電飾などをBlink Miniを使って開発中です。

「ストロボみたいな光が欲しいです。」

「作りましたぁ〜 大変だったけど・・・・」

Blink Mini ストロボの光 2機種





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