電飾海外デビュー

  • 2014.03.31 Monday
  • 14:39
 前回に引き続き今回も海外の話題、と言ってもウチの話題です。
当ショップのヒット商品「Blink-Mini」、ただ点灯するだけではなく、LEDの知識がなくても「動く光」を再現する超ミニ基板が、いよいよ海外デビューする事になりました。

実は、意外と外国の模型は「模型電飾後進国」が多く、5mmLEDを電池につないで光るだけで大うけするショップもあるんです。
海外の模型メーカーには何社か「電飾」を専門に扱う会社当然もあるのですが、その製品はなぜか一般のお店にはなかなか出てきません。
仮にお店にあってもカウンターの後ろのガラスケースに入っていたり、「なんでこんな高いんだよ〜」って言うような値段が付いていたりします。

だからちょっと地方都市の模型店を訪ねると、「模型電飾なんてそんなもんないよ」と言う店長さんが結構多いです。
昨年、当ショップのページを見て電飾キットに興味を持っていただいた海外のディーラーから、「扱ってみたいんですが」とのお話があり、ようやく販売にこぎつけました。

今回海外デビューするのは、「溶接の光」、「ストロボの光A」、「灯台の光」、「18Vまで使用できるコンバーター」、それと「電池につなぐだけで光る配線付5mmLED」の5種です。
「模型電飾超初心者」が多いので、「使い道」がわかりやすい製品を選びました。
いきなりあれもこれもと言うのではなく、様子を見ながら何が受け入れられるかを確認して行こうと思っています。

もちろんパッケージは全て英語表示、マニュアルも全て英語です。ただマニュアルの内容は日本国内向けと違って「実際の使い方」より「注意事項」の方が多いです。
出荷直前まであれやこれやと修正を加えていたのですが、海外のマニュアルを参考に作るとどうしてもそうなってしまいました。
例の「電子レンジでシャンプー後の動物を乾かすことはできません」ってやつです。
「こんな使い方をするんじゃないぞ」っていろいろ記載しなければならないので大変です。

取りあえずは英国中心に試験販売です。
夢は世界中の模型店に「MSRの模型電飾製品」が並んだら良いなと思いますがいつになることやら・・・・
それに海外に出るとすぐ中国に簡単に真似されてしまいますね。だから大々的には売らずに、ニッチ狙いで行きます。

「今の時代はネットに出せば日本から簡単に海外に売れるじゃないか」と言われる方もいらっしゃいますが、1台「万単位」の製品ならともかく、輸送運賃の方がはるかに高いような製品では買う側も大変です。

それに、これだけネットショップ化が進んでも、やはり模型店は、お店の方といろいろ模型談義を交わしながら、商品を実際に手に取って選んで行くのは世界共通です。
時々立ち寄る模型店でも、光景は日本と同じ。
お客さんは「あーだこーだ」言いながら、パーツ1個買うのにも小一時間かかります。

もちろんこんな電飾キットは初めて見る方も多いと思うので、扱っていただくディーラーのショップには、実際に模型に組込んだサンプルも届けました。

1つの台の上に数種類の簡単なシーンを作り、スイッチを入れるとそれぞれにLEDが点滅するものですが、説明している最中にも黒山の人だかり。
「なんだそれ、こんなもん見たことないぞ」
「どうやってそんな光り方するんだ?」
「俺んとこのLEDはこんな光り方しないぞ」(そりゃ当たり前だよ、おっちゃん)

さて、今回のパッキングですが、このようになりました。



日本向けパッケージと違うのは、ジオラマに組込んだ状態の写真を入れている点で、お店で少しでも説明しやすくなるようにしています。
と、言うのもディーラーから、「電飾って何?って言う方が圧倒的に多いので完成状態の写真を付けてください」とのリクエストがあったからです。



その他の電飾品も徐々に海外販売をする予定です。
ただ、当ショップのメイン商品の「交通信号機」は残念ながら超「和式」で、販売ができません。

そりゃそうですよね。
信号機その物の形も違うし、第一に「とうりゃんせ、とうりゃんせ〜」って音響が鳴っても、「何だこれ??」になりますもんね。
でも、その代りウチのマイナー商品の「欧州タイプ交通信号機」は赤と黄が同時に点滅する縦型信号機で、逆に「これ、行けるよ〜。売れるよ〜」と言われているので、今増産中です。

欧州タイプ信号機



ご存知の方も多いかと思いますが、欧州型交通信号機は、青になる前に赤と黄が同時に一瞬点灯します。
これを取り入れたプログラミング基板とセットで、電池をつなぐだけで光る「Nゲージ欧州型交通信号機」を販売していて、欧州の街並みシーンを製作される方には、ニッチ商品として人気でした。
元々欧州シーンジオラマ用だったので、それほどの数は出なかったのですが、これからは期待ができます。

でも、この取引のおかげで海外の新規商品も手に入るようになりました。これからも日本にはない、いろいろな鉄道模型商品を中心にお店に並べます。









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