こんなものありますか 番外編 イギリス

  • 2014.03.08 Saturday
  • 11:04
今回は番外編です。
皆様からの「こんなものありますか?」にお応えするために、当ショップでは世界中にエージェント(?)となる助っ人がいます。

その中でもいつも大変にお世話になっているのが、イギリスの模型屋さんで「プーリーの汽車ぽっぽ」と言うお店を開いているデビッドさん。
「こんなものない?」と言うと「こんなもんでどう?」といろいろな物を探してくれます。
特にイギリス製やヨーロッパ製のなら、「どこから持ってきたの?」と聞きたくなるくらい不思議な品物を探してくれます。

いつもはメールと電話でやりとりするのですが、別の用事で海外に出る時はいつも立ち寄るようにしています。
今回も立ち寄る機会があったので、今日はデビッドさんのお店をちょっとご紹介します。

「プーリーの汽車ぽっぽ」はおよそ10坪ほどの小さな店で、中に入るとこれでもかっ、てほど商品が棚に乗っています。
床にも箱がはみ出して、座り込んでかき回さないと何があるのかわからないくらいです。
昔はこんな宝探しのおもちゃ屋さんが日本にもたくさんあったのですが、今は整然と物がならんだ店しかありません。



はっきり言って私にとっては「おもちゃ箱」であります。
本当に小さなお店なのに、あれこれ探しているだけであっという間に2〜3時間が過ぎてしまいます。

主流はHOで、Nゲージは全体の4割程度の品揃えです。
でもデビッドさんによると最近は英国でもNゲージ派が少しずつ増えてきたので商品は増やしていると言ってました。
我々Nゲージ派にはうれしい情報です。



商品はこんなふうに箱に入って分類はされているのですが、それから先は宝探し状態です。
店主のデビッドさんでさえ、「う〜ん、何入れたっけ?」ってなもんです。
それで奥の方までゴソゴソと手を入れて探すと、宝物が手に入ります。



こちらはHOとダブルオーコーナー。
コーナーと言っても店の半分以上をHO系で占めているのでコーナーと言うのは適切な表現ではありませんが・・・・
日本ではNゲージに押されてHOはあまり商品がなく、あっても恐ろしい値段で売られていますね。
ところがデビッドさんの店では「マニア垂涎の商品」が何気な〜く、「えっ、こんな値段?」状態で棚に乗っています。
お金とスペースがあったら、み〜んな持って帰りたいです。

「これさ〜、日本で買ったら大変な値段だよ〜」

「ふ〜ん、うちじゃそんなもんだよ」

「日本のHOファンは苦労してるんだな〜」

「うちに買いに来ればいいのに」

「飛行機代どうするの?」

なんて言うしょーもない会話を交わしながら「ガサ入れ」風で商品をあさります。



で、これがデビッドさん。
ほとんどジェイソン・ステイサムですが、親切なおいちゃんです。
ウチでは「プーリーのおいちゃん」と呼んでます。
店にいる時はたいてい車両の塗装や組み立てをやってます。

いつも、「言ってくれれば何でも探すぜっ」と外国映画に良く出てくる「調達屋」みたいです。
でもその調達能力はスーパーマン的で、模型屋さん同士の横のつながりもあり、店に無い商品でもあっという間に入ってきます。

実は先日も、日本では希少品のNゲージPECOのターンテーブルを在庫管理を間違えて、在庫ゼロなのに売れてしまったと言うトラブルがありました。
あわててプーリーのおいちゃんに聞くと、「知り合いの模型屋が持ってたよ」とその日の夕方にはお店に到着。
たまたま日本への発送予定品があったので、それに加えて届けてもらい、事なきを得ました。

ちなみにこのNゲージ用PECOターンテーブルは、プーリーのおいちゃんのおかげで、当ショップでは業界最安値でご提供しています。
ネットで「PECO ターンテーブル」と調べると希少なので12,800円なんて価格で売っている模型店もあります。
おまけに海外から取り寄せで在庫なし4週間待ち。
ウチは新品3,980円即納です。探している方はお早めにどうぞ。

PECO マニュアルターンテーブル




極めつけは倉庫。
店の展示棚をずらし、秘密ドアさながらの仕切りのカーテンを開けると、そこは未整理の商品ストックスペースがあります。

「ここは長年の付き合いの客にしか見せないんだよ」

「でも、みんなに見せてるよね」

「みんな古い付き合いだからさっ」

と、よくわからない会話を交わしながらいつもように中を見ると、未整理箱がゴロゴロ。
写真には写っていませんが、届いてもフタを開けてないダンボールもいっぱいあります。

おっ〜と、今回は真正面にユーロスターのフル編成もあるではないか。
「う〜ん、今回は持ち帰りスペースが無いぃぃ〜」

と、後ろ髪引かれながらカーテンを閉じました。

気がつけば昼に来たはずがもう3時。

「お茶でも飲んで休憩しないか」ってカップを渡されたのですが、中は紅茶。
やっぱり英国3時のティータイムは紅茶でした。

そこへNゲージ常連客が店に入ってきて、それから先は3人でNゲージ談義。

「カトーもトミックスも持ってるぞ」

「日本のキヨスクで売ってる新幹線Nゲージダイキャストも持ってるぞ。トーカイドー、アキタ、レールスター、アンド トーホク」

「どこで手に入れたの?」

「デビッドに頼んだのさ。前に写真で見て、こんなもの手に入るかって聞いたんだ」

「あれ、それって前回来たとき持って日本から持って来たやつだ〜」

プーリーのおいちゃんは傍らでニヤニヤ。

私も知らない間に「英国版 こんなものありますか」の運び屋にされてました。

「こんなものありますか?」「探しときました(日本からの運び屋)」



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