「模型灯台に使えるLEDってありませんか」 「模型灯台用LED点滅回路」

  • 2012.10.08 Monday
  • 00:58

ジオラマを作るとき、ふっと海岸や海辺の風景を作りたくなるときがあります。遠くに灯台が見える風景と夕日は良いですね。
 
鉄道模型となると、何となく都市の風景や、田園風景が多くなり、「海を眺める」風景を忘れてしまいます。

「灯台の光を再現できるようなLEDはありませんか」

こんなお問い合わせを頂きました。
いつも(?)の「店長、作ってよ〜」とおっしゃる皆さんとはちょっと違ったシニア紳士のK様。

と、言ってもいつものY様、いつものK様が紳士じゃないって言うわけではないんです。 ちょっと強引で、無理強いするだけのことです・・・・(すんません !)

さて、紳士のK様は、ご自身のジオラマに灯台を設置されたいとのこと。
最初は回転する仕組みも考えられたのですが、構造がむずかしく断念され、LEDでその光を再現されたいとお問い合わせを頂きました。

灯台の光はご存知の通り、「光波標識」である強い光源を持った明かりが回転します。
遠くで見ていると、その回転は見えず、チカッチカッと言う感じで光が点滅しているように見えます。

そのため、模型灯台でその光を再現しようとすると、LEDを点滅させれば良いと言う事になります。

ところが、問題はその点滅方法で、まず手元にあった「自己点滅型LED」を使用してみました。

ところが、LED自身に制御回路が入ってるタイプで、電池をつなぐと自分で勝手に点滅はするのですが、点滅速度(間隔)が早すぎて、どうもしっくり行きません。

さらに内蔵制御回路の関係で、電圧によって点滅したりしなかったり。 サンプルとしてお送りしたのですが、K様も「ちょっと速すぎですね」と同意見でした。
おまけにパワーパックによっては点滅しないで、点きっぱなしのものもあり、どうも使えません。

と、なれば「ドラえもんポケット」の私です。他の方法を考えましょう。

で、考えたのが、やはり電子部品を使った回路を利用して、遠くで見る灯台の光らしい点滅をさせるということです。

そこで組み立てたのが、コンデンサを利用し、ある一定時間かけて、ためた電気を放出する仕組みを使った基板です。
これを使ってLEDをつなげば、遠くで見る灯台の光に近いものができると思います。

ついでにLED1個ではなく、3個まで使用できるようにしましょう。
それと電源は3VでLEDを抵抗無しで直結できるようにします。
そのため、ほとんどの超小型LEDに対応できます。

で・・・、完成品を使って光らせてみたのが、これ。
灯台に取り付け、背景を使って、夕暮れに点灯する灯台の雰囲気を作ってみました。
私としては点灯の間隔も、光り方もちょうど良いような気はしているのですが・・・・・

LED点滅回路を使用した灯台の風景





何とか行けそうかなっと思い、即刻商品化。
灯台の先端に取り付けられるように、ドーム型1.8mm小型LEDと、スイッチ、電池ボックスも付けた、すぐに使えるフルバージョンにしました。
明日はお問い合わせいただいたK様に連絡してみようと思っています。
ご希望にそえるといいなぁ。


「模型灯台に使えるLEDってありませんか」  「作っちゃいました」

模型灯台用LED点滅回路セット

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